プロフィール


浦田保親 うらたやすちか

観世流能楽師シテ方
重要無形文化財総合指定保持者

1967年 観世流職分・故 浦田保利の次男として生まれる
幼少より父保利に稽古を受け、長じて大槻文藏師(人間国宝)に師事。

(公財)京都観世会理事・京都能楽会理事を勤める。
「ちかの会」「保親浦声会」等主宰。
3歳で、初舞台・仕舞 「春榮」、以後数多くの子方(子役)を演ずる
10歳で、初シテ「猩々」
その後、「石橋」「猩々乱」「道成寺」「望月」「翁」「安宅」「砧」「求塚」等の大曲を演ずる。
イギリス・アメリカ・ギリシャ・モンゴル等、海外公演にも多数参加。

1994年、兄保浩や同年代の囃子方や狂言方たちと能狂言グ ループ「心味の会」を結成。わかり易い能狂言公演をモットーに2009年まで活動。1999年にスペインの国際音楽祭に「心味の会」として参加した。

2012年、若手から中堅へ、技芸の更なるステップアップを目指し、また新たな自分を創り上げる目的で、「ちかの会」と名付けた自主公演をスタート。長男・親良と共に、大曲・名曲へ挑戦している。

その他、神戸の上田拓司氏と「話謡折衷」という謡とお話のイベントを開催。能楽堂を離れ町家や社寺・ホールなどで、能楽界のみならず他業界からもゲストを招きお話をお伺いしつつ、謡の魅力を探求している。
また「能への橋がかり」という能のレクチャーを各地で開催。能の普及と新たな能楽ファンの獲得を目指す。

文化勲章受章者・脇田晴子氏作詞による新作能「石見銀山」「問わず語り」を手がける。
また、歌舞伎や舞踊、音楽家やダンサー等、他ジャンルの方との公演にも意欲的に参加するなど、幅広く活動。

「保親浦声会」という社中会を主宰し、札幌・大垣・京都・堺・神戸・奈良・松江に教室をひらき、 愛好者に指導。早春と秋に発表会を開催。

平成30年度大阪文化祭奨励賞受賞。

本人よりコメント

「力」と「心」を大切に!
舞台で演ずるにあたり、どのような曲でも、またどのようなお役でも、どちらも欠く事はできません。
「力」みなぎる「心」を、「心」あふれる「力」を、表現していきたいです。





浦田親良 うらたちから

観世流研修生

1996年 浦田保親の長男として生まれる。
幼少より父・保親に手ほどきを受け、現在大槻文藏師(人間国宝)に師事している。
3歳で初舞台、以降多くの子方を演じ、12歳で子方の大役である「烏帽子折」を勤める。
12歳「猩々」にて初シテ。
15歳「岩船」にて初面。
以降、「翁・千歳」「石橋・赤獅子」の大役を勤める。

2016年観世流研修生となり、また2015年より大阪能楽養成会に入会し、能楽師としての修行中である。